男の『恋煩い』とはどのような症状なのでしょうか?
恋煩いという言葉自体で意味を検索してみると、
「好意を抱く女性への恋愛感情が頂点に達して、まるで病気のような症状に陥ること」
また、この症状は現代医学では治すことが出来ない「恋のやまい」と言われることもあります。
特に若い10代後半から20代前半にかけて見られる症状として知られていました。
受験準備で忙しい最中に、予備校で斜め前の女の子が好きになってしまった・・・
日に日に思いは募るばかり、挙句の果てには勉強自体に集中することが出来ず、希望の学校にも入れなかった。
こんな経験をお持ちの男性は結構いると思います。
よりにもよって、試験を控えたクリスマスシーズン位から、何もかもがまったく手につかない状態、自分の心をコントロールしたくてもどうにもなりません。
最近では若い男性だけではなく、30代や40代の男性にも同様の症状が見られるようになりました。
この状態を解決するには、時間を掛けて自然に回復を待つほかありません。
恋煩いは、根が深く心を自分でコントロール出来なく面倒な症状なのです。
具体的な症状として、どのようなものがあるのか見ていきましょう。
スポンサーリンク
『恋煩い』の具体的な症状
①一日中相手のことを考えている、まったく食事がのどを通らない、
②眠ることが出来ない
③今まで興味無い恋愛映画て涙する。
④恋愛心理の本を読み漁る
⑤何かする度に深いため息をつく
⑥いつもうつろで何も手につかない
⑦ちょっとしたことで舞い上がるかと思えば落ち方も物凄い
こんな症状が見られたら、あなたは間違いなく恋煩いの症状です。
恋煩い時の脳内
恋愛中の男に共通することにオキシトシンが分泌され、同時にテストステロンや快感を引き出すドーパミンなどが大量に分泌された状態になります。
ちなみにオキシトシンというのは脳内ホルモンの事を指し、これが活性化することで男女をくっつけて離さない役割を果たすのです。
テストステロンは性欲を増進させる男の人生に最も影響を及ぼすホルモンの一つです。
これら数種類の脳内物質は、精神状態を通常とは異なるトランス状態へと導きます。
スポンサーリンク
麻薬症状と同じ
恋煩い中は、特に食事を取らなくても、睡眠時間が極端に短くても元気だったりします。
相手の事だけ考えているだけで気分がハイになり、とんだ奇行に出る男性も現れたりします。
でもこれは仕方がないのです。ある意味薬物中毒者と同様の症状ですから、相手女性に執着してしまうのです。
しかもこの症状は中毒性が高く同じことを繰り返す傾向があります。
失恋したことで、元の状態に戻るかといえばまた『恋煩い』中の快感を脳が記憶しているので、新しい恋愛に走ってしまうのです。
スポンサーリンク
まとめ
恋愛中は男性に限らず、女性も同様に普通のときでは味わえない高揚感を味わえることで精神的に異常な状態に陥ります。
冷静に判断することが出来なくなり、ある種相手の言いなりになっているかのような、盲目的な状態になってしまうのです。
これは、普段の冷静さが『恋煩い』という霧によって見えなくなっているだけです。
とにかく、相手女性に夢中になってしまうと、中々自分でどうにも出来ないことも事実です。
恋愛は劇薬のようなもの、身を滅ぼす危険が伴うことにご注意下さい。