恋煩いの症状に悩む女性は、最近増えています。
『好きな人ができたのはうれしいけど、不安な気持ちで眠れない』
『毎日好きな人のことで頭がいっぱいで、何も手に付かない』
『嬉しい感情と、不安な感情が交互に押し寄せてきて何もしてないのに疲れてしまう』
恋をすることで、自然と前向きな気持ちになれるのは良い事です。
そんな症状を体験する方も、少なくないのではないでしょうか。
この気持ちの乱高下は、 恋愛感情を抱いことがある男女であれば、誰にでも必ず起きる症状なのです。
どうにも気持ちがコントロール出来ないことに、イライラしてしまうことが多いと思います。
本日は恋愛初期によく見られる恋煩いについて、その感情の変化を見ていくことにしましょう。
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恋煩いの症状
相手を想い過ぎるあまり、苦しくて夜も眠ることが出来ない。なんでこんな症状に陥るのか・・・
自分でも心をコントロールすることが出来ません。
恋愛をすることで、気持ちの高ぶりを覚えることでしょう。
恋愛初期にありがちな症状と言えますが、必ずと言っていいほど起きてしまうものだと理解して下さい。
この相手を強く想う気持ちが高ぶり過ぎることで、極度の不安に陥り相手を疑ってしまいます。
具体的には、自分の好きという気持ちが強すぎて、相手に同じものを求めてしまう。
『ひょっとして、わたしが好きなだけで相手は特に何とも思ってないのかも・・・』
恋愛感情に温度差を感じる。こういった部分に寂しさを感じ、さらに気持ちは落ちて行くのです。
でも安心して下さい。この不安な症状は、時間の経過とともに無くなっていくものです。
あくまで恋煩いは、恋愛初期によく見られる症状で、相手との接触回数が増えれば増えるほど高まっていた感情は段々平坦へと向かっていきます。
恋愛は、初期段階が一番感情が高ぶりを見せるポイントとなり、それ以降は不安定な状態もゆるやかなカーブを描いて落ち着いていくのです。
恋煩いが長く続かない理由について、これから説明していきますね。
恋をしたときの『盲目状態』
『あなたのことしか頭に浮かばない・・・』
恋多き女の方には良く分かる症状かもしれませんが、恋愛中の心理状態は異常という他ないでしょう。
恋煩いの症状により、普段の冷静さは無くなってしまいます。
一日中、相手の事だけを考えてしまう状態・・・
恋は盲目なんて言葉もありますが、何も見えていないに等しい状態なんですね。
はたから見れば、大したことないような相手だろうが、この盲目状態に掛かってしまうと、とても魅力的に見えてしまうんです。
なぜ、そんなことが起きてしまうのでしょうか?
これは、人間の身体が示す自然な現象なのです。
恋をすることで、幸せホルモンと言われている『オキシトシン』が分泌されます。相手とのスキンシップだけではなく、楽しくおしゃべりするだけでもこのホルモンが分泌されます。
他に、恋煩いを発症する恋愛初期段階では、ドーパミンの分泌量が増えセロトニンが少なくなるという変化も起きます。
ドーパミンは快楽を示すドキドキや期待感が高まったときなどに、多量に分泌されます。
一目惚れなんか起こした日には、一気に分泌量は増え、今まで霧がかった視界が一気に明るくなるような感覚を感じることでしょう。
反対にセロトニンが起こす症状としては、分泌量が増えることで心が安定・リラックスした状態になります。
恋愛初期の恋煩いのときには、ドーパミンが増える代わりにセロトニンが減ってしまうので、不安定な状態が起きてしまうんですね。
『恋は盲目』という状態を引き起こすのは、人間の身体が引き起こす自然な症状だったんです。
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恋わずらいの期間は短い
恋愛初期に感じる相手の魅力、眠れない日々、胸の痛みなどは時間の経過とともに徐々に薄れて行きます。
お互いの中身がよーく見えてくることが、恋煩いが解消される一番大きいポイントなのかもしれません。
お互いの嫌な部分が気になりだし、ケンカも増えてくるのがこの頃です。
お互いの考え方の違いが許せなくなってくるのもこの頃です。俗に言う倦怠期という奴でしょうか。
お互い心が成長する
恋煩いの魔法が解け、分かれてしまう確率が高いのもこの時期の特徴かもしれません。相手への不満は募り、初めの恋煩いの気持ちはどこへやら。
あるのは相手への不満ばかり・・・
でも、これはとても健全な状態なのです。
何故なら、恋煩いで不安定だった盲目状態から抜け出し、冷静に相手を見ることが出来るようになったからです。
ここで相手としっかりと向き合うことが出来たカップルは、一つ上の段階へ成長出来たと言えるでしょう。
素の自分になれる
今まで、相手に良く思われたいという気持ちから、素の自分ではなく隠していた自分の欠点がボロボロと見え始めてきます。
もちろん、自分だけでなく相手の良くない部分が気になりだしイライラしてくるのもこの頃です。
ここで包み隠さずに、自分をさらけ出すことで相手との距離はグンと縮まるのです。
なぜなら、恋愛初期の恋煩いに見られるトキメキや不安などのジェットコースター的な恋愛感情は無くなったとしても、精神的安定を土台としたしっかりした恋愛関係に進んでいるからです。
相手への真の思いやりや、お互いに助け合う心が芽生えるのもこの頃なのです。
まとめ
あの夜も眠れないほど愛おしいと感じた日々は何だったのか?
それは、脳内麻薬が働いていた一時の快楽でしかありません。
本当の恋愛とは、この不安定な時期を超えてお互いに素の状態をさらけ出せるようになった時からがスタートなのです。
お互いの良い部分も悪い部分も、認めてあげられるようになることで、より親密さが増し相手のことを本当に考えられるようになるのです。
トキメキや不安の交錯するロマンスを追い求める女性は多いかもしれませんが、それはどんな男性と付き合おうが一時のことです。
一番の理想は、恋煩いの時期を超えて、ケンカしながらもお互いに成長していくことによって、大切な相手を心底大事に思えるようになることではないでしょうか。
本当の愛情に気付けるようになるのは、もがき苦しんだ後なのです。
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