人付き合いが難しいのは、第一印象だけで人を判断するのは難しいというのが原因の一つとして挙げられるでしょう。
たとえば、少し話をしただけで、
「この人、すごくわがままだ」
「悪口ばかり言ってるな」
「あまり関わりたくない人だ」
と気づくことができた場合など、すぐに「この人は面倒そうな人だ」とわかれば対処のしようもあります。
むしろ困ったことになりがちなのは、第一印象は悪くなく、親しく付き合いはじめてから、
「ああ、この人、一緒にいて疲れるなあ」
と気づくタイプの面倒くささを持っている人です。
一緒にいて疲れるタイプの女性には、どのような特徴があるのでしょうか?
こちらが疲弊しないためには、どう対応し、どう付き合っていくのが無難なのでしょうか?
今回は、一緒にいると疲れる女性のタイプと対処法について考えてみたいと思います。
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「一緒にいると疲れる女」3つの特徴
テンションが高すぎる人
第一印象が明るくて、元気がよく、人当たりが良いとなれば、その人を悪く受け止める人はいないでしょう。
でも、いつでもどこでも何をしていても、とにかく明るく、元気で、要するにかなりテンションが高い人であることが、後々わかったとしたら、どうでしょうか。
場面によってはムードメーカーとして場の盛り上げ役になってくれるかもしれません。
しかし、自分が気落ちしていたり、まわりが落ちついて何かをしたいと思っているときにも、同じような高いテンションでこられると、
「ちょっとうるさい」
「面倒くさい」
と感じられてしまいます。
リアクションがオーバーだったり、どうもテンションが上がりすぎて話が盛られている様子だったり、こちらの話を全然聞かずに話し続けていたり…。
「ついていけない」
と感じさせる人なのです。
受け流すのが得策
テンションが低すぎるのも考えものですが、高すぎても「ウザい」と感じます。
ただ、本人はそれが平常運転であり、悪意などがあるわけでもなく、単に元気が良すぎたり、テンションが上がりやすかったり、おそろしく前向きだったりするだけです。
場合によっては、そのテンションに助けられることもあります。
「相変わらず、テンション高いなあ」
と感じたら、とりあえずは「はい、はい」と話を聞き流しましょう。
彼女には一切悪気がない場合が多いので、あからさまに避けたり、面倒そうな顔を見せてしまう傷つけてしまいますし、場が盛り下がってしまいかねません。
「ちょっと、テンション高すぎだから」
「うるさいから落ち着いて」
とは面と向かっては言いにくいでしょう。
また、話の内容については、すべて真に受けず、
「彼女はちょっと大げさに言っているようだ」
と受け止めておくと、後々混乱を起こすことがありません。
自分のことしか話さない人
次に、一緒にいて疲れる女性の特徴として挙げられるのは、自分のことばかり話したがる人です。
人の話を遮ってまで、
「わたしは~」
と話しはじめてしまいます。
誰かの話を聴き、相槌を打ち、質問をして話題を広げるといった、基本的な会話の仕方をすることができません。
こちらの相談に乗ってもらっていたはずが、いつの間にか彼女の自慢話に変わっていたり、愚痴を聞いてもらっていたはずが、結局は彼女の話ばかり聞かされて、こちらの話などちっとも聞いてもらえなかったり…。
この手のタイプの女性と話をしていると、いつも不完全燃焼になってしまいます。
「わたしは、わたしは」
と常に話の主導権を握って話さない彼女に、辟易してしまうのです。
「そんなことないよ」を待っている女
この手のタイプでとくに面倒なのは、会話の始まりがすべて「わたし」であるばかりでなく、
「わたしって、ここが悪いんだよね」
「やっぱりわたしって、ここがよくないよね」
と自分を卑下するタイプです。
この手のタイプが面倒なのは、そうして自分で自分を悪くいうことで相手が、
「そんなことないよ!」
と否定してくれるのを待っているから。
もし「確かにそうだよねえ」とでも返事をしようものなら、
「そんなこというなんで、ヒドイ!」
とまるでこちらが悪いかのように言われてしまいかねません。
自慢話をする人にしろ、卑下してみせて持ち上げてくれるのを待っている人にしろ、「わたしは~」
がはじまったら、「へー」「そうかー」と聞き流すのが一番。
いまいち反応が鈍いことに不満を感じると、この手のタイプの女性は話すターゲットを変えてきます。
こちらから積極的に離れようとしなくとも、あちらから距離を開けてくれる可能性大です。
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察してちゃん
第一印象はとても控えめで、おとなしそうで、みんなから一歩引いて後ろから見守っている様子だったのに、いざ親しくしてみると、まったく正反対の女性だったとわかることがあります。
大人しいと思っていた彼女が突然、
「どうして、〇〇してくれないの?」
「いわなくてもわかるでしょ?」
「そんなの常識でしょ?」
と言い始めるのです。
要するに彼女は「察してちゃん」。
自分からあえて何かを言わなくても、まわりが自分の気持ちを察して、自分が望むように行動してくれるのが当然と考えています。
この手のタイプの女性は、たとえばランチに何を食べるかと聞いても何も主張しないのに、あとになってから、
「これは食べたくなかったのに」
「あれが食べたかったのに」
と文句を言い始めるのです。
「言わせておけばいい」くらいの気持ちでいよう
察してちゃんと接するときは、彼女のいう、
「どうしてわかってくれないの?」
「本当は〇〇したかったのに」
という言葉を恐れてはいけません。
むしろ「言わせておけばいい」というくらいの心がまえでいましょう。
こちらがいくら彼女の言葉を引き出そうとしても、彼女は、
「言わなくてもわかるでしょ」
というスタンスを決して崩そうとはしないでしょう。
そうなったら、こちらは「知らんがな」という他ありません。
事前に彼女の気持ちを言葉で引き出そうと努力したり、察してあげようと頑張っても徒労に終わるのです。
後から文句を言われたら、
「あ、そうだった?言ってくれないとわかんないよー」
くらいで、さらっと流してしまいましょう。
それで彼女から関係を切られても、後悔などないはず。
「だったらそう言えばいいでしょ!?」
などと感情的になっても、彼女の心には何も響かないことを知っておきましょう。
淡々とスルーするのが賢いやり方
以上、一緒にいて疲れる女の特徴と、対処法について考えてみました。
このタイプの女性に対しては、こちらが感情的になってもいいことはありません。
本人にとってはすでに染み付いた特性であり、彼女が心を入れ替えたり、性格が変わったりすることを期待するのは時間の無駄です。
大事なのは、こちらのダメージを最小限にし、衝突することなく、上手にスルーすることです。
下手に反応したり、相手の機嫌を損ねないようにと配慮したりすると、彼女にとってはとても居心地がいい状況を作り出すことになり、こちらが離れたくとも、相手はしがみついてくるでしょう。
上手にスルー。
淡々とスルー。
それが一番の対処法なのです。
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