彼との付き合いも長くなってくると、
「そろそろ結婚かしら?」
なんて気になってくるのは、いずれは結婚したいと思っている女性であれば自然なことかと思います。
長い時間を一緒に過ごせたのは相性がいいから。
過ごした時間の分だけ絆は深まったはず。
これからも彼と一緒にいられたら…。
彼女がそうして幸せな未来に思いを馳せているとき、彼もまた同じように結婚を意識しはじめる…とはいかないのが難しいところです。
彼女はその気でも、彼には結婚する気がまったく見られない、という状況になることは珍しくありません。
女性は出産や子育てのことまで考えると、結婚するのであれば早めにしたいと考えるのもおかしいことではありません。
一方、男性はというと、自分の仕事のことや趣味、遊びなど夢中になることが目の前にあると、
「結婚によって責任が増えるのは…」
「まだ自由な時間がほしい」
という気持ちが先に立ってしまうタイプの人も少なくありません。
では、彼に結婚する気がないと気付いたとき、女性はどうするのが賢い選択なのでしょうか?
見切りをつけますか?
それとも彼がその気になるように働きかけるべきでしょうか?
今回は、彼に結婚する気がないとわかったときに女性が考えておきたいことについて解き明かしていきたいと思います。
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目次
結婚する気がない彼に見切りをつける前に考えておきたい3つのこと
見切りをつけるのは最後でいい
彼が結婚を考えていないことに気付いたとき、
「じゃあ、別れる」
ときっぱりすっぱり見切りをつける女性もいるでしょう。
出産、子育てといった自分のこれからの人生設計を考えたとき、
「ここで迷っているヒマはない!」
という場合もあります。
これはこれで、一つの素晴らしい決断です。
一方で、
「それでも、別れられない」
という女性もいるでしょう。
それはそれでいいのではないでしょうか。
ただ、
「別れたほうがいいのかもしれない。でも好きだから別れられない」
というように、「別れるか、別れないか」の判断にいつまでもウジウジ悩んでいるようでは、それこそ時間の無駄です。
別れたくないという気持ちが強いのであれば、
「まだ別れない」
「今は様子をみる」
とはっきり決めてしまったほうがいいのです。
ダラダラ付き合い続けても未来はない
これはあくまで「まだ別れない」というにすぎません。
「結婚したい」と望む女性が「結婚はしない」といっている男性と付き合い続けることが不毛であることは否定しようがないからです。
それでも彼が好きで、彼と一緒にいたいなら、
「あと3か月、様子を見よう」
「あと半年、頑張ってみよう」
と、期限を区切って付き合いを続けてみてはどうでしょう。
もちろん、彼にあなたの決意を伝える必要はありません。
自分の心の中だけでそう決めるのです。
決めた期限は彼の気持ちを変えられるかどうかの戦いの日々となるのと同時に、あなた自身の気持ちを整理させるための時間でもあります。
いざ期限を迎えたとき、
「じゃあ、別れよう」
と決断できるように心の準備をしておくのです。
どうしても彼が好きなら、見切りをつけるのは最終手段としてとっておいて構いません。
結婚したくない理由を探る
結婚はタイミング、と言われることはよくあります。
相手のことがどんなに好きでも、自分たちをとりまく事情や、さまざまな要因によって、結婚できないというケースはよくある話です。
もしかしたら彼にも彼の事情があって、「今はまだ」と結婚に二の足を踏んでいるだけかもしれません。
あなたに不満があったり、愛情が不足しているわけではないかもしれないということです。
それならば、まだ結婚への可能性はあります。
「まだ別れない」と決めたのであれば、彼の気持ちを変える努力をしなければなりません。ですからまずは、「彼はどうして結婚してくないのか」
その原因を探りましょう。
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男たちの本音は実にさまざま
結婚に消極的な男性の本音は実にさまざまです。
今はまだバリバリ仕事をしたい。
趣味や遊びに夢中でまだ家庭に縛られたくない。
ひとりの暮らしが気楽で手放し難い。
まわりの友人がまだ結婚していないからその気になれない。
結婚についてくる責任や人間関係を重荷に感じている。
収入など生活の安定面で不安がある。
幸せな家庭のイメージを描けない。
なかには、「彼女と結婚するのはちょっと…」という男性だっているかもしれません。
そんな彼をその気にさせるには、彼の本音を知り、その不満や不安を解消するべく手を尽くすしかないのです。
結婚はゴールではない
結婚したくないという彼の本音を知り、その要因を排除すべく努力するとき、気をつけてほしいことがあります。
たとえば、「今はまだバリバリ仕事をしたい」というのが彼の本音だったとしましょう。
その場合、あなたは彼に対して、
「仕事の邪魔はしないよ。家のことは私に任せて」
といった方向でアピールしていくのが効果的と考えるでしょう。
そこで、彼の仕事にはまったく口を出さず、どれだけ遅くなろうとも、付き合いで飲みに行きべろんべろんになって帰ってくることがあっても、常にあたたかく彼を迎え入れます。
あなたは仕事をしながらも、すべての家事をこなし、快適な家を保つべく懸命になります。
その努力が実って彼が、
「君となら結婚できる」
と意見を変えたとき、あなたは天にも昇る気持ちかもしれません。
しかし忘れてはいけないことは、彼の頭の中には、
「彼女と結婚すれば、この生活がずっと続くのだ」
というイメージが出来上がってしまっているという事実です。
彼の要望をすべて受け入れればいいわけではない
これは極端な例ですが、要するに、
「彼がその気になれば、それですべてが丸く収まる」
というわけではないということです。
結婚はゴールではありません。
二人の関係のまったく新しいスタートであり、どちらか一方が努力し続けるだけでは決して成り立ちません。
結婚への彼の不安や不満を解消してあげることは、結婚に近づくための第一歩ではありますが、その結果、
「結婚するとオトクだな」
という理由で彼が結婚に同意してしまう展開になると、あなたはその後一生、彼にそのオトク感を提供し続けなければならないのです。
あなたが望むのはそんな結婚なのでしょうか?
そうでないならば、あなたが下手にでて彼の要望をすべて受け入れるようなやり方は、あまりおすすめできません。
「いつ見切りをつけるか」だけはすぐに決めておこう
以上、結婚する気のない彼とどう向き合っていくか考えるとき、注意しておきたい3つのことをご紹介しました。
こういうケースに特効薬はありません。
何が何でも結婚したくないという男性が、ちょっと体調を崩したときにかいがいしく世話をしてしまうと、ころっと「結婚したい」に変わってしまうような例もいくつもあります。
結婚はタイミング、というのはあながち外れていないのです。
ただ、そのタイミングがいつ彼にやってくるかは想像もつかないし、それを悠長に待っていられないという人もいるはず。
結局は、あなた自身のタイミングで決断するしかありません。
すぐに見切りをつける必要はないけれど、「いつまでに見切りをつけるか」だけは明確に決めて、彼と向き合ってみるのはいかがでしょうか。
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