こういっては何だけれど、女性からみてそれほど魅力があるとは思えない男性なのに、なぜか「自分はモテる」と信じている男性って、結構いるものです。
もしくは、女性にはまったくその気がないのに、「彼女はオレのことがスキだ」と思い込み、「付き合ってあげようか?」
なんて上から目線で言ってしまう男性、実はよくいるのです。
あなたはそんな「勘違い男」になっていませんか?
痛い行動で女性に迷惑がられたり、冷たくされたり、していないでしょうか?
自分が勘違い男になっていないか、自分の行動をチェックしてみてください。
でも、何をチェックすればいいのか?
そんな疑問にお答えするために、今回は勘違い男の痛い行動について、解説してみたいと思います。
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勘違い男によくある痛い言動3つのパターン
「強い男」アピール
つい最近も、「壁ドン」なんて言葉が流行りましたが、これは要するに、「男性のちょっとした強引さに女性は弱い」ということでもあります。
ただし、肝心なのはその強引さを「誰が」発揮するかであり、またその強引さに胸をときめかせることができるのも、あくまでそれが物語の中で起きる出来事だから。
マンガやドラマのなかで、誰もが認めるイケメンが、恋愛関係がほんのり香るなかで、壁ドンしたり、急に抱きしめてきたりするというシチュエーションを見て、女性が胸をときめかせるだけであって、現実の男性がとくに親しくもない女性にやったら、単なる犯罪です。
そこまで勘違いする人は少ないかもしれませんが、「強い男」アピールする男性はよくいます。
「学生時代は悪い友だちがいっぱいた」とか、「ああいうヤツは殴っとけばいい」とか、アピールしがちな男性です。
上から目線で横柄な態度をとることを「強い男」だと思っていたり、からかっていじるのを「愛情の裏返し」と勘違いしてちょっかいを出したりする男です。
たしかに「強い男」に惹かれる女性はいますが、女性が惹かれる強さとは、決して「乱暴な男」でも「偉そうな男」でもありません。
女性は頼りがいのある男性に弱い
女性が惹かれる強さとは、たとえば「頼りがいがある」と感じる強さであるとか、躊躇しそうなことに踏み出していける精神的な強さのことでしょう。
仕事上であれば、決断力であるとか、上司として部下を引っ張っていける強さにぐっとくるものです。
また、優しさがプラスされた強さにも、女性は弱いもの。
重いものを代わりに持ってくれたり、よろめいたところを支えてくれたりといった、ちょっとしたことが、女性には頼もしく思えるのです。
しかし男性は、「強さ」というものを上下関係としてとらえがち。
人を従える自分であるとか、誰かに命令する自分を「強い」と勘違いし、そのまま女性にアピールしてしまいます。
「痛いな」とまわりに思われている男性の典型です。
ポジティブすぎる
勘違い男はたいてい、自分に対してありあまる自信を持っています。女性たちが自分のことを好きにならないはずがない、と信じています。
だから、初対面の女性に対しても常に慣れ慣れしく、突然名前で呼びかけてきたり、肩を抱いてきたり、プライベートなことを聞いてきたりするのです。
さらに、女性の気づかいを、すぐ自分への好意に変換します。
職場で旅行のお土産として買ってきたお菓子をみんなに配っていただけなのに、仕事の一環としてメールで連絡しただけなのに、「オレのことスキなんでしょ」と言ってくるのが勘違い男です。
「違います」
「迷惑です」
と否定しても、
「またまた、照れちゃって」
なんてニヤニヤしているのが、勘違い男なのです。
伝えた言葉を決して言葉通りには受け取ってくれず、脳内で自分に都合のいいように変換して、信じ込んでしまいます。
まさに、言葉が通じないとは、このことです。何をいっても、本人のいいように解釈されてしまうのです。
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長所も行き過ぎるとみっともない
相手が真剣に、真顔で、もしくは切実な顔で、何かを伝えようとしてきたときには、その言葉どおりに、まるごと受け止めなければいけません。
「迷惑です」
と言われたら、相手は本当に迷惑に思っているし、
「好きではありません」
と言われたら、本当に好きではないのです。
とくに否定の言葉、拒絶の言葉に、裏はないと考えるべきでしょう。
相手の言葉を素直に受け取る。
痛い男にならないためには、それが鉄則です。
ポジティブなのは、悪いことではありません。
自分に自信があるのも、いいことです。
ただし、何事も行き過ぎてしまうと、みっともないのです。
女性に「ウザい男」と言われないように、何でも自分に都合よく考えるのはやめておきましょう。
自慢話しかしない
勘違い男は、何度も言うように自信満々です。
誰もが自分の話を聞きたがると信じて疑いません。
だから、すぐに自分の話をしたがります。
話の内容は、たいてい自慢話です。
仕事で結果を出したとか、歴代彼女の話とか、学歴であるとか、聞かれもしないのに何でも自慢します。
場合によっては、話を多少大げさにしてみたり、見栄を張ったりして、辻褄が合わなくなることも・・・
また、本人にとっては自慢でも、聞かされた方はそうとも思えない場合も少なくありません。
「地元の先輩の友だちの弟が、実は有名人で~」
「父方の親戚のいとこの旦那が、大企業に勤めてて~」
といった、
「あなた、全然関係ないじゃん」
とつっこみたくなる自慢話を、当事者みたいな顔をして話してくるのが、勘違い男にはよくあることなのです。
自慢話は相手に聞かれてから
自分から、「実はオレ、こんなにすごいんだよ」といった話をふっていくのは、みっともないとわきまえましょう。
それがどれだけスゴイ内容の話であっても、確かな実績であっても、聞かれもしないのに自慢をすれば、
「自己顕示欲の強い人」
というイメージばかりが相手には残るのです。
自慢話は、聞かれたら答える。
これが、周りに痛い勘違い男だと思われないための鉄則です。
聞かれたら、多少自慢しても構いません。
「最近、なんか大きな仕事やったそうじゃないですか」
「この前連れてた彼女さん、すごい美人でしたね」
なんて相手から言ってきてくれたら、
「実はそうなんだよね。ありがとう」
と答えればいいのです。
さらに相手が話を掘りさげてきたら、謙遜しつつ、盛大に自慢すればいいでしょう。
聞かれてから、自慢してください。
聞かれるまでは、自慢してくなっても、ガマンです。
勘違いは恥ずかしい
以上、勘違い男によくある3つの痛い行動を挙げてみました。
勘違い男はとにかく前向きで、自信があって、自分がとても素敵な人間だと信じて疑いません。
人に拒絶されるはずがないと信じているし、否定的な言葉が向けられるかもしれないなどとは、つゆほども思っていません。
常に自分が正しいので、上から目線で話をしてきますし、周りからの忠告やアドバイスなど鼻にもかけないのです。
いや、自分だけはそんな男のはずがない。
今、そう思った男性方。
その盲目的な自分への信頼こそ、勘違い男にはありがちなのです。
今一度、自分の言動を振り返り、痛い行動をしていないか再確認してみることをおすすめします。
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