男性心理

叱ってくれる女性に惹かれる男性が急増中?その理由について

男性の一歩後ろに下がって歩き、決して出しゃばらず、影から支える女性が理想的とされたのは、もうはるか昔のこと。

 

最近の若い男性には、自分から女性をリードすることが苦手な人も少なくありません。

気が弱い男性もいれば、押しの弱い男性もいます。

背中を押されるのを待っているような男性もいます。

 

だからなのか、あるタイプの女性に惹かれる男性が急送中のようなのです。

 

一体どんなタイプの女性なのか?

ズバリ「叱ってくれる女性」です。

 

言いにくいこともズバッと言ってくれて、ふがいない自分に喝を入れてくれるような女性に、男性たちがいま大注目しているというのです。

 

なぜ男性は、叱ってくれる女性に惹かれるのでしょう?

なぜ男性は叱られたいのでしょう?

 

今回は「叱ってくれる女性」に惹かれる男心を解明してみたいと思います。

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「叱ってくれる女性」に惹かれる男心3つの理由

弱い自分を隠すのに疲れている

男性というのは基本的に、プライドの高い生き物です。

中身は気弱であったり、優柔不断であったとしても、それを外に対して積極的に見せたがる男性はそういません。

できれば、しっかり者で、決断力があるように、周りから思われたいと思っています。

 

男性は日々、戦っているのです。

だから疲れ、癒やされたい。

ときどきは弱音をこぼしたいと思っています。

 

でも、たとえ恋人であっても、自分からくよくよグチをこぼしたり、弱音をはいたりするのは「かっこが悪いかも」と思ってしまうのが男心。

 

そんなとき「叱ってくれる女性」なら、

「ちょっと、なんか元気がないんじゃないの?」

「しゃきっとしなさいよ。なんかあったの?」

「聞いてあげるから、話してみなさいよ」

と、男性の心の扉をこじあけに来てくれるのです。

 

踏み込んできてくれるから、安心して心が開ける。

男性は叱ってくれる女性のそんな部分に、安心感を持つのです。

 

けなしてはいけない

この手の男性が求めているのは、「愛ある叱り」です。

気が弱くなっているときに、自分のもやもやを吹き飛ばしてくれたり、励ましてくれたり、発破をかけてくれたりする叱り方です。

 

間違っても、

「何やってんの。どんくさい」

「単に、あなたが仕事ができないだけじゃない」

「みっともないわねえ」

と、けなすような事を女性は言ってはいけません。

 

それは叱っているのとは違います。

バカにし、相手をさらに追い込んでいるのと同じです。

 

彼の立場に立ち、彼に寄り添い、「何でも言っていいんだよ」という安らぎを与える叱りでなければなりません。

 

女性からすると若干面倒くさい話ですが、男性というのは身近な相手であっても、簡単には素直になれないもの。

その男心を上手にくみとってあげることが肝心なのです。

 

「大事にされている」という安心感

「もう!なんでまた甘いもの食べちゃったの!太っちゃうよ」

「ちゃんと掃除しないとダメじゃない」

「忙しいからって、睡眠時間けずっちゃ体壊しちゃうよ!」

「ちゃんとお母さんに電話した?今日誕生日でしょ」

 

こういう叱り方をされるのを、男性はそれほどイヤがりません。

なぜなら、子どものころから散々、同じように叱られてきた経験があるからです。

 

誰にって?

もちろん母親からです。

 

男性が母性に弱いというのは、まぎれもない事実です。

もっとも恋人としては、

「彼のお母さんと混同されたくない!」

という思いはあると思います。

 

ただ男心としては、自分の母親と同一視しているというより、自分が思い描く「母性」「母親らしさ」と、恋人の中にあるそれとが一致することに、安心感を覚えるのです。

 

なぜなら、母親とは一般的に、掛け値なしに心から自分の事を思ってくれていると、信じられる存在だから。

言動のすべてが、自分のために考えてなされていると感じられるからです。

現実がそうでなくとも、「そういうもの」という母親像は一般的ですよね。

 

叱ってくれる女性の中に見える母性に、男性は惹かれるというわけです。

 

たまにはがっつり頼ることも大切

このタイプの男性の場合、注意しておきたいのは、あまりに母親のように世話を焼きすぎてしまうと、

「私って恋人なの? それとも母親代わりなの?」

という状況に自分を追い込んでしまいかねない、という点です。

 

男性は「叱ってくれる女性」の母性に安心しすぎて、甘えてすぎてしまう傾向があります。

そうならないために、ある程度の線引が必要です。

 

叱る一方で、必要以上に世話はやかない。

叱ったら、同じだけ彼に甘える。

頼り、頼られることのバランスを上手にとれるように、女性側が賢く立ち回る必要があるわけです。

 

弱い部分があってもいいけれど、いつも頼りなく、頼ってくるばかりの恋人など、女性もきっと望みませんよね。

 

弱い部分、足りない部分を叱りつつも、

「こういうところは頼りになる」

「私はこういう弱いところももっている」

という点もうまくアピールしていきましょう。

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「察してちゃん」に疲れている

男性の多くは、基本的に、女性の気持ちにうといものです。

女性は、

「もうちょっとこうしてみたら?」

「こういうことは、やめてほしいかも…」

と日々伝えているつもりでも、男性側はそれに気づかず、

「許されている」

「彼女は不満をもっていない」

と受け止めているケースはよくあります。

 

不満の積もり積もった彼女が別れを切り出すと、男性は、

「どうして突然!?」

「なんでもっと早くいわなかったの?」

というのですが、女性側からすれば、

「散々言ったでしょ!」

となってしまいます。

 

こういう経験を繰り返していると、男性は女性との関係に疲れてきて、

「もっとハッキリいってほしい」

「わかりやすく伝えてほしい」

と思うわけです。

 

その点、叱ってくれる女性は、言い換えれば、不満や怒りを遠慮せずに、ズバッと言ってくれるということでもありますよね。

彼女が不満を抱いていることがとてもわかりやすい分、男性側は気楽なのです。

 

ケンカをしたいわけじゃない

ただし、不満を率直に伝えるのがいいとしても、ヒステリックにガンガン怒鳴り、ぶつけることがいいわけではありません。

 

「バカじゃないの!?」

「そのクソみたいなやり方、いい加減、頭おかしいんじゃない」

といった汚いワードをつかったり、物を投げたり、叩いたりなど、攻撃的な振る舞いをするのもNG。

 

男性は、ケンカをしたいわけではないのです。

察しにくい文句を言われるくらいなら、ズバッと不満を言ってほしいだけです。

ここを履き違えてはいけません。

 

男性が好む「叱ってくれる女性」は、あくまでも自分を支え、サポートし、自分を高めてくれる、そして2人の関係を大切にしてくれるために叱ってくれる女性のことなのです。

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お互いに支え合える関係が理想的

以上、男性が「叱ってくれる女性」に惹かれる理由について考えてみました。

女性からすると、隨分都合のいい女性のように見えますが、仮にこういう男性がいたら、女性にも人気がありそうです。

 

男性は弱くなり、女性は強くなった。

そう言われるようになって久しいですが、お互いに支えあっていく関係が、今の時代にはあっているのかもしれませんね。

 

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