○失恋は辛いもの
大好きな人なのに思いが届かずに片思いで終ってしまったり、大事な人だったのに別れを告げられてしまって別れなくてはならなくなったり。
人生において、失恋で大きな痛手を負ったという経験を多くの人はもつ、避けられないことの一つだと思います。
失恋は誰にとっても辛いものです。大事な人を失うというのは自分の中の一部を失うという事と同じ経験で多くの場合、失恋時に、人は痛みや失望、後悔などを感じます。
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とにかく辛い失恋
好きだった人の事を思っただけでキリキリと胸が痛んだり、どうして自分はその恋を失ってしまったのだろうと深く考え込んだり、あの人がいなければ自分のこれからの人生になんの希望もないなどと考えたりもします。
その人との日々を考えて、ああすればうまく行ったのではないか?自分がもう少しこうだったら恋は実っていたのではないか?などと様々な考えが浮かんできて、後悔や自責の念に捉われて、どっぷりと気分が沈んで何もやる気が起きなかったり。
ひどい人だと夜眠れなくなって、食欲がなくなり、誰とも会いたくないなどと本当のうつ病と区別がつかないような状態になったりもします。
しかし、人は自然の回復力を持っているもので、手痛い失恋をしても時間と共に段々と落ち込みから抜けて、また新しい恋をしようという気になります。
また、失恋から学べる事も多いもの。失恋を繰り返していくうちに段々と成長して、よい恋愛を見つけるようになれるものです。
けれど、中には、どれだけ時間が経っても失恋の傷が癒えずにいつまでもその人の事を思っては辛い日々から抜けられなかったり、新しい人を好きになってもまた失恋をしてしまい、同じような事を繰り返してしまったりする人がいます。それは何故なのでしょうか?
失恋を引きずってしまう訳
手痛い失恋から、本当に立ち直るまでには、大体、三ヶ月ほどかかるといわれています。それぐらいの時間が経てば、たいていの人は段々と立ち直り、泣いて過ごすばかりではなく、その人との事も過去の事として思い出の引き出しの一つにしまうことが出来るようです。
しかし、失恋から三ヶ月経っても、失恋した直後のような悲しみが続き、いつまでも相手の人の事が忘れられないというような人もいます。立ち直る人と立ち直れない人の違いはなんなのでしょうか?
依存性
一つには恋愛への依存度があります。恋愛が全て、恋人だけが自分の宝物。そんな風に思っている人は、恋人を失った時に自分の全てを失ってしまったような気持ちになるでしょう。
その為にそこから回復するのにも他の人よりも時間がかかり、失恋してしまった相手への思いをひきずってしまったりします。
ただ、こういった人は次の恋人が出来ればその人がまた全てになり、前の人の事などなかった事のようになったりもするので、次の恋がすぐに見つかれば、大きな問題にはなりません。
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自分が無い
問題なのは、次に挙げる自分に自信がなく、恋人がいることや、その恋人からの評価でだけ自分を保っていたような人です。
こういった人は失恋をした時に、相手に別れを告げられてしまったと言う事は自分はやはり駄目なんだと考えて、どんどん落ち込みの深みへとはまっていきます。
自分には何の価値もないような気がして、世界はずっと色褪せてみえ、楽しい事などもうこの世にいは存在しない。生きているのは無駄なことだ。そんな風に考えてたりもします。
後悔が理由
また、別れの理由に後悔が多い場合やなんとかよりを戻せるのではという希望が強くある場合なども失恋は長引きます。
例えば、あなたの浮気で恋を失ってしまった場合などは、あなたは浮気などしなければと後悔し、相手は自分の事をまだ好きなのではないかという期待を長く抱いていたりします。なので、いつまで経っても相手のことがあきらめ切れないという状態になるのです。
失恋から早く立ち直るには
辛い失恋から早く立ち直る為には、その恋を早く諦め、次へと目を向ける事が大事です。
失ってしまったものがいくら素晴らしい相手で、ステキな恋だったとしてもそれはもうあなたの手元にはないもので、二度と手には入らないものなのです。
辛い事かもしれませんが、相手があなたを再び好きになることもないでしょう。そんな風に失ってしまった相手や恋にもう期待を抱かずに、希望も持たないこと。それが何よりも早い失恋からの回復方法です。
失恋した時に、よく相手の電話番号や連絡先を消したり、思い出の品を捨てたりする事があると思いますが、あれは相手との関係への希望を捨てるといった意味ではとても理にかなったことです。
また、相談に乗ってくれる友人がいるのならば、思いっきり相手のことを愚痴ったり、悪く言ったりするのも手です。相手への見方を変えれば、諦めやすくなります。
まとめ
最後に失恋は誰にとっても辛いもの。辛くて当たり前だと言う事を覚えておいて下さい。いずれ、回復する時が来て、手痛い失恋も良い思い出になる日が来る。そんな力を人は持っているのです。
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