好きな人や恋人には、いつでもどこでも構ってほしいのが女心ですよね。
会えないの事実は寂しさに直結し、メッセージに返信がなければそわそわしはじめ、彼のSNSをあれこれ巡ってしまったり・・・
しかし、男性はそうでもないのです。
たとえ恋人がいても、彼女と過ごす時間と同じくらい、一人で過ごす時間も大切にしたいのが男心。
「いつも一緒にいようね」と彼女の前で約束することはあっても、実際には、
「たまには一人になりたい」
「干渉されすぎるのは嫌だ」
と男性は思っています。
また、恋人の知らないSNSのアカウントを持っていたり、SNS上では彼女や妻の存在はまったく感じさせなかったりする男性もいるものです。
なぜ干渉されたくないのでしょう?
もしかして浮気を企んでる?…なんて疑いたくもなるでしょうが、そこには男性ならではの本音が隠れているのです。
干渉されたくない男性は、一体何を考えているのでしょうか。
今回は、男心の秘密に迫ってみたいと思います。
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干渉を嫌う男性たち「3つの本音」
ひたすら集中したい
女性は、何かをやっていても、その周りのことにも気を配れるという一面があります。
たとえば、テレビを見ていても、周りで話している人の声はなんとなく聞いているので、途中から会話に加わったり、一言発言したりすることはできるものです。
しかし、男性はそれが当たり前にはできません。
テレビを見ているときは、目と耳はテレビに一極集中しているので、その最中に誰かに話しかけられても気づかず返事をしなかったり、しても生返事だけでそのこと事態が記憶になかったりするのです。
「あのとき、言ったでしょ!」
「え、聞いてないよ」
という会話が男女間で絶えないのは、こういった事情があるわけです。
そして集中したい男性は、たとえ彼女からの呼びかけであっても雑音であり、答えたくない、対応したくない、面倒くさいと感じてしまいます。
そこに、相手のことが好きか嫌いかという考えはありません。
ただ、目の前のことに集中したいのです。
趣味>恋人と勘違いしないで
「集中したい」という思いは、たとえば趣味であるとか、打ち込んでいるスポーツ、好きな音楽などを聞いているときにも当てはまります。
一人で好きなことに浸りたい。
そういう気分のときには、たとえ愛する恋人であろうと、干渉されたくないのが男の本音なのです。
長年親しんできたスポーツを仲間と楽しんでいるときに、彼女にまで気を使いたくない。
愛読書を手にしているときに、隣に誰かがいると気が散る。
好きなクラシックを聞くときは、一人部屋にこもって音楽に浸りたい。
集中している瞬間は、男性にとっては一種の快楽であり、現実逃避であり、自己陶酔であり、もしくは仲間との共感や達成感を得る場所であって、その世界に集中したいのです。
恋人より趣味が大事とか、そちらが優先といったことではありません。
どちらも大事だけど、それぞれひとつずつに集中したい。
同時に、同じように、どちらにも意識を向けるのは難しい。
男性とはそういう生き物なのです。
意見されたくない
男性は基本的に、アドバイスするのが好きです。
アドバイスをするという立場は、相手よりも優位に立っているとも受け取れますし、自説を披露するのが男性は好きなのです。
一方で、自分はまったく望んでいないのに、脇からあれこれアドバイスめいたことを言われるのは、大嫌い。
自分からそれを求める場合は別ですが、そうでなければ、どれだけ建設的で劇的な問題解決法であったとしても、イラッとするだけなのです。
でも、女性は、好きな男性にあれこれ言いたくなります。
「こっちの服のほうがセンスよくない?」
「そのメニューはカロリー高いよ」
「ちょっと、その言い方はないんじゃない?」
「え、そんな本読んでるの…」
女性にとっては、恋人という特別な相手に対する、相手のためを思ってこその発言であったりもするのですが、男性はなかなかそうは受け取らないのです。
「自分を変えようとしている」
「ダメだしされている」
だから、干渉されたくないんだよ…となるわけです。
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彼が「干渉」と受け取るかは言い方次第
ただし、男性は単純な生き物でもあります。
褒められれば喜ぶし、責められれば腹を立てるか、しょぼくれます。
しかし、考え方をかえれば、女性側が何をどのように伝えるかで、男性の受け止め方もシンプルに変わってしまうということなのです。
「その服すてき。こっちも似合いそうだから着てみてくれない?」
「確かに、それおいしそう! こっちのもおいしいけどローカロリーだからおすすめだよ」
「そんなふうに言われたら怖いかも…。もっと優しく言ってほしい」
「この本、すっごいおもしろかったよ!読んでみる?」
こういう言い方であれば、男性は「干渉された」とは受け取らないでしょう。
否定されること。
押しつけられること。
男性はそれらを嫌います。
信頼されていないと感じる
メッセージに即レスしないと怒りだす彼女。
朝起きて、職場について、ランチの時間、退社するとき、家に帰りついたとき、寝る前に、必ずメッセージを送らないと泣き出す彼女。
いつどこに行って何をするのか、逐一報告しないと文句を言う彼女。
いわゆる、束縛する彼女から逃げ出したくなる男性は少なくありません。
窮屈だし、自由がないしないからです。
男性は、思い立ったらすぐ動きはじめたくなったり、予想外のことに楽しみを見出したりと、決まりきったことばかり繰り返されていくと、急につまらなくなってしまいます。
何より、行動を恋人に監視されているかのような状態は、
「信頼されていない」
「浮気すると思われている」
と感じられ、誠実な男性ほどガマンならなくなるのです。
束縛するほど、彼の心は離れていく
「浮気されたらどうするの!」という心配はあるかと思いますが、干渉しすぎ、束縛しすぎると、浮気などする以前に男性の心は離れていってしまうでしょう。
それに、束縛というのは、はじまってしまうととどまるところをしらないのです。
行動を報告させるだけでなく、友人関係にまで口出ししたくなったり、お金の使い方にまであれこれ言いたくなったりしてしまいます。
ここまでくると、男性も黙っていないはずです。
愛情でもってある程度の束縛を受け入れてくれるやさしい男性もいますが、許容するにも限度があるのです。
それに、恋人に実際に会って、ラブラブしたくても、彼女からは疑いばかりかけられてしまうという状態であれば、一緒にいてもちっとも楽しくないし、心変わりするのも仕方がなく思えてしまいます。
自分の安心のために女性が恋人を束縛しても、するほどに彼の心は離れていくのです。
干渉することで彼は不平不満をためこんでいるかも
以上、今回は干渉をいやがる男性心理について紐解いてみました。
邪魔されたくない。
意見されたくない。
束縛されたくない。
といった理由で、恋人に干渉されるのを嫌がる男性は少なくないようです。
もしかしたら、
「私の彼氏は、こういうことをしても平気だよ?」
と思う女性もいるかもしれません。
それは、彼が心底平気な稀有なタイプであるか、もしくはあなたへの愛情から、少なからず彼がガマンしているかです。
好きだから、一緒にいたいから、不平不満をぐっと飲み込んでくれている可能性があります。
しかし、彼のガマンにあぐらをかいていたら、知らずしらずのうちに彼の気持ちが他へ移ってしまわないとも限りません。
彼の心を上手にくみとって、いつまでも愛さずにはいられない賢い彼女になってあげてください。
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