他の人よりも明らかに働いていないのに上司にだけはいい顔をするので上司からの評価は高かったり、自分の仕事でのミスを他の人のせいにして平気な顔をしていたり、そんなずるい人たちが側にいると周りの人たちは何かを損をしたり、振り回されたりしてしまいますよね。
今回はそんなずるい人たちに共通する心理や特徴を探り、ずるい人の見分け方を考えてみたいと思います。
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ずるい人に共通する特徴とその心理5選
自分が一番
ずるい人は人が損をすることをなんとも思っていません。自分勝手で自分が一番で、自分のことしか考えていないため、周りの人達のことなどどうでもよいのです。周りの人たちとの関係を損得ではかり、自分にとって得だと思われる人との関係では気を遣ったり、優しい顔をしたりしますが、自分にとって付き合っても得がないと感じられる人との関係はないがしろにしたり、どうでもいいといった態度をとったりします。
ずるい人は、表では優しいふりや気遣いのある行動などをとっていても、結局は自分が一番大事なので、ここぞという時には他人を蹴落としてまで、自己の地位を守ったり、自分の利益を守ったりします。そのことを悪いことだとは思わずに当然のように他人を踏み台にするのです。
彼らの中には、他人は自分を持ち上げてくれるだけの存在に過ぎません。普通の人が感じるような他人に対しての優しい気持ちや思いやりなどは存在しないのです。
ただ、表面上はそういったものを装うことが上手であったり、得意であったりするため、深く付き合っていかないとその自己中心的な部分はなかなか見えにくかったりします。それゆえに、その表面上の人当たりのよさに騙されて、本性を知ったときにびっくりするということが起こってくるのです。
計算高く要領がいい
ずるい人はどう振舞えば、一番自分が得になるのかをよく知っています。そのため、周りの人を良く見て、自分が一番得するであろうという立場に立ったり、行動したりそういったことが非常に上手なのです。周りの人の性格や行動特性などをよく知っていて、それを全て加味して自分の行動を決めて、人よりも要領よく立ち回ることが出来ます。
そういったように計算高く、要領がいいのです。そのために他の人が気づかないことに気がついたり、他の人の行動を先回りして読んだりということが得意です。そういった能力の高さは、仕事や恋愛などでも発揮され、周りから見るといつも得ばかりしている人という風に見えてしまうのです。
ただ計算高く、要領がいい人でも、相手を思いやる気持ちがあったり、他の人に遠慮したりと言うことがあれば、ただの仕事の出来る人などで終るのですが、ずるい人にはそういった気持ちが薄く、自分の得を優先してしまいがちです。そのために、自分の良い部分を人のために使うことをせずにいつも自分が自分がっとなって、その本性を知ってしまった人は離れていってしまうのです。
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人当たりがいい
ずるい人は自分に得のある人と付き合っていく上で、人当たりよく付き合いやすい人間を演じるのが得意です。相手が求めている人になりきることが出来て、相手の懐にすっと入っていく事が出来ます。
たとえば、上司には、おべんちゃらを使うのが得意で、上司を褒めてはいい気にさせるために、上司はそういったことをしない人よりも、そういったことをしてくれるずるい人の評価を上げてしまいます。
また、ずるい人は弱っている人の側へと近づいていって声かけをしたり励ましたりということをしたりもします。これは優しさからというわけではなく、弱っている時に優しくしておけば、いざという時に相手に協力を求められると言うことを知っているからです。
そんな風に、ずるい人は自分の得になるような人に対しては、いい顔をしたり、お世辞を言ったり、助けを出したりします。それ自体は悪い事ではないのですが、それらは全て、結局は自分のためということがずるい人の問題になってくる点です。
なので、自分にとって得にならないと思う人へはひどい態度をとったり、冷たい仕打ちをしたりもします。
あなたの周りにも人当たりは良くて、周りに人が沢山いるけど、あなたにだけ意地悪をしてきたり、弱い人にだけきついことを言ったりする人はいないでしょうか? そういう人はずるい人で普段は自分の利益のために人前で仮面をかぶっていますが、気を遣う必要がないと思った人の側では本性を表し、そういった顔を見せているのです。
接する人によって態度を大きく変える相手はずるい人かもしれません。十分に注意してください。
空気を読むのが上手い
ずるい人は周りの空気を読むのが上手です。周りの人よりも敏感に周りの空気を察して、危険だと思ったらすぐに逃げたり、自分に得があると思えば近寄ってきたりします。
たとえば、同僚の結婚を祝うパーティーをしようと計画している際など、自分に損な役回りや面倒くさい仕事が回ってきそうな時、ずるい人はそれとなく姿をくらまして、周りの人にそういった役を押し付けます。
そういったことをしても自分の得にはならないと思っているためです。けれど、実際のパーティーでは本人に花束を渡したり、スピーチをしたりなど、華やかな役回りをこなして、さも自分もパーティーの実行に一役買ったといったような様子でいるため、周りの人も騙されてしまい、その人に感謝すらしたりします。
けれど、実際にはその人自身は何もしておらず、美味しい所を持っていってしまっているだけなのです。
また、自分から率先して散々悪口を言ってたくせに、いざその人の前に出ると自分はずっとその人の味方であるように振る舞い、周りの人が悪く言ってたことなどをこっそり告げ口したりもします。
そんな風にずるい人は、状況を読んだり、空気を読んだりすることが得意でそれに応じた行動をとっていくのです。そのため、ずるい人の周りにいる人はいつも汚れ役ばかりといったことも多く、ずるい人に振り回されて疲れ果ててしまったりします。
打たれ弱い
ずるい人は嫌なことからはいつも逃げ回り、いつもいい思いをしていたいという思いが強いため、いざ、逃げられない状況や自分が損をしてしまう状況にあうと非常に打たれ弱く、すぐに落ち込んでしまったり、傷ついてしまったりします。他の人ならば、ちょっと落ち込んですぐに気を取り直して頑張ろうと思えることもずるい人にとっては一大事で、ひどく傷つく出来事なのです。
他人に叱られたり、怒られたりという経験が少ないために、いざそういう状況になるとどうしていいか分からなくなってしまうのです。そのせいで余計にそういったことが起きないように起きないようにとずるい行動をとっていってしまいます。
ずるい人にとって、人を出し抜いたり、自分だけが得するようなことをするのは、弱い自分を守るための手段でもあるのです。
周りに人のミスは責めるくせに、自分が責められると途端に弱くなってしまったり、ひどい時だと泣き出してしまうような人はいないでしょうか? 大人としての責任を取れずに、悪いことは全て人のせい。そういった打たれ弱さがずるい人を作っているのです。
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まとめ
いかがでしたか? ずるい人の心理と特徴を上手くつかめたでしょうか? 側にずるい人がいるとあなた自身が損をしてしまう事も多いですよね。ずるい人を見極めて、あなたが損ばかりしないようにそういったずるい人とは距離を取って自分を守っていきましょう。あなたが思い通りにならないことが分かれば、ずるい人もあなたのことを踏み台にするのを諦めてくれることでしょう。