かまってちゃん属性はなにも女性の専売特許ではありません。
男性にもかまってちゃんな人がいるものです。
「どうせオレなんか」というネガティブ発言が多い一方で、自慢話も同じくらいしたがるし、注目されたいという態度が透けてみえます。
メッセージをしつこく送ってきたり、ちょっと冷たい態度をとるととたんに「オレなんか・・・」とくよくよしはじめたり、要するにかなり面倒くさいのです。
ほとんどの女性はかまってちゃんな男性をうざったく感じるでしょう。でも、惚れた弱みで求められるままにかまってしまったり、相手をしてしまったりする人もいます。
また、かまってちゃん男はすごく嫌いなのに、なぜかそういう男性ばかりが近寄ってくる女性もいます。
なぜかまってちゃん男性は、かまってほしいのでしょう?彼の心にはどんな心理が隠されているのでしょうか?
今回はかまってちゃん男性について解き明かしていきたいと思います。
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かまってちゃんな男性によく見られる3つの特徴
かまってちゃん男性はさみしがりや
かまってちゃん男性によくある行動パターンのひとつが、とにかくメッセージをしつこく送ってくることです。
かまってちゃんを彼氏にしようものなら、LINEの通知音がひっきりなしに鳴り響きます。
「この人、暇なのかしら」
と疑問に思うかもしれませんが、忙しかろうがそうでなかろうが、彼には関係ありません。
かまってちゃんは基本的にさみしがりやなのです。
相手をしてほしい。認めてほしい。注目してほしい。
常にそういう思いを抱いています。
相手が仕事中でも忙しくても、他の人と会っていても、自分のことを見てほしいと要求してくるのです。
また、自分のことだけをメッセージしてくるわけではありません。
「今何してるの?」
「誰といるの?」
「これからどこにいくの?」
と詮索がはじまります。
レスがあるまで送り続けてきたり、しびれを切らして電話をかけてきたりすることもあります。
女性にとってはストレスがたまるばかりです。
かまってちゃん男のマメさに騙されてはいけない
かまってちゃん男性は、見方を変えればとてもマメです。メッセージを送れば、いつも即効でレスポンスをくれます。
それが実現できるということは、いつも自分の近くにスマホを置いているわけです。
人と話をしていてもいつもピコピコとスマホをいじっているような男性は、かまってちゃんである可能性が高いといえます。
また、そのマメさから女性が、
「彼は私に気があるのでは」
「気配りできる人なのでは」
と勘違いすることもあります。しかし、そうではありません。
かまってちゃん男性はあくまでかまってほしいからメッセージを送るのであり、相手の気持ちを慮っての行動ではないからです。
その証拠に、同じくらいのマメさを相手にも要求します。
レスが遅かったり、そっけないメッセージを送ってしまったりすると怒りだすというやっかいさです。
LINEなどのやり取りから、
「彼女の気持ちが離れたのではないか」
「自分への興味が薄れているのではないか」
とかまってちゃんが不安を覚えたら、さらに大変なことになります。
約束もしていないのに突然訪ねてきたり、他の女の存在を匂わせるようになったり、一緒にいると嫌味を言ったりわざとらしく無視したり。
とにかく悪い方向に、相手の気を引こうと躍起になるのです。
自慢話が大好き
かまってちゃん男は常に認められたがっています。
なぜなら、彼は自分に自信をもてずにいるのです。
しかし、自信がないからこそ、まわりに対しては自分を必至にとりつくろい、できる自分を見せたがる傾向があります。
どんな話を誰としていても、たとえ相手が話をしている途中であっても、
「いや、実は僕はね…」
と、無理やりにでも自分の自慢話にもっていく男性っていますよね。
それはいうほどたいしたことではなかったり、ウソかホントか確かめようがなかったり、逆に耳にタコができるくらいすでに何度も聞かされた話であったりするのです。
かまってちゃん男性にとって大切なのは、その場にいる人に「自分はすごい」とアピールすることであり、注目を集めることなのです。
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不幸話も大好き
自慢話と同じくらい、ネガティブ発言も連発する。
言い換えるなら、言い訳や愚痴があまりにも多いのが、かまってちゃん男の特徴です。
たとえば何か失敗したとき、かまってちゃん男は素直にあやまれません。
「だって、あいつがこうやれっていったから」
といった言い訳に終始します。しかし言い訳ではその場が乗り切れそうにないとわかってくると、
「オレってダメなんだよな」
「もうつらい。死にそう」
などと言い始めるのです。
「そんなことないよ」という返事がほしいのはもちろん、弱っている自分をアピールすることで、
「誰かに心配してもらいたい」
「不憫に思われたい」
という意識も働いて、ネガティブ発言になってしまいます。
ですからかまってちゃんな男性は、自慢話と同じくらい自分の不幸話を周りに聞かせ、同情を引くのも大好きなのです。
浪費家
自分に自信はないけれど、まわりの注目は集めたい。
この2つの要素を補ってくれるものとして、かまってちゃんな男性が目をつけやすいのが「ブランド物」です。
高級ブランドの服や小物ばかり身に付けていたり、限定モデルをいくつも持っていたり、話題の新製品にはいち早く手を出したりする傾向が、かまってちゃん男性にはあるのです。
要するに「オレはすごい」という無言のアピールであり、
「わあ、すごいね」
と言われたいがために見栄を張っているともいえるでしょう。
ですから、かまってちゃん男性は身だしなみはしっかりしていたり、高価なものを身に付けていたりすることが少なくありません。
それらは自分を守り、人の注目を引きつけるための鎧であり、重要なものですから、手に入れるためにはお金を惜しまないわけです。
SNSは自撮り写真がいっぱい
ただし、たとえばまだ学生であったり、お金に余裕がなければ、ブランド物で身を固めることは難しくなります。
そこで最近、かまってちゃん男性が愛用するのがSNSです。
SNSに自分の自撮り写真がいくつも投稿されていたり、プロフィールの写真が頻繁にころころ変わるような男性は、かまってちゃんである可能性が高いでしょう。
注目されたいのです。
それにSNSは見た人の反応もすぐにわかりますから、かまってちゃんの自尊心を満足させるにはもってこいのツールといえます。
また、最近は自撮り写真を思い通りに加工することもでき、「こうありたい」という理想の自分を演出しやすくなりました。
自信はないけど認められないかまってちゃんがこれを活用しない手はありません。
「いいね!」がもらえることを求めて、せっせと自撮り写真や受けのいい写真をアップするのが、最近のかまってちゃんによく見られる傾向なのです。
かまってちゃん男性はとにかく面倒
以上、かまってちゃんな男性の特徴についてまとめてみました。
女性にとってできるだけお付き合いしたくないタイプの男性であることは間違いありません。
しかし、かまってちゃん男性は一度でもこちらがガードを緩めると、敏感にそれを察知して、なついてきます。
そうなってしまうと、メッセージが頻繁に届いたり、恋の駆け引きをしかけられたり、自慢話や不幸話に付き合わされたり、なんとも面倒なことになってしまいます。
大事なのは、事前に彼のかまってちゃん傾向を察知し、ガードを固めておくことです。
必要以上に笑顔を向けず、つねに敬語で話し、物理的な距離も十分にとってください。
彼を勘違いさせないことが肝心です。
もし深く付き合わざるを得ないときは、とにかく褒めてあげたり、こちらが下手に出たりしておくと、かまってちゃん男性は気分よくいてくれます。
機嫌を損ねてネガティブになられるよりは幾分マシでしょう。
かまってちゃん男性と関わるとこちらのライフポイントもかなり削られ疲れるもの。
十分に対策をとっておくようにしましょう。
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