年齢も年齢だし、そろそろ結婚したい。現在は恋人もいないし、身近な出会いもないので、婚活でもしようかな・・・そんな気持ちで始めた婚活。
最初は、適当に異性に会っていったら、すぐに相手が見つかるだろうと思っている人は多いようです。けれど、始めてみるとなかなか大変で思ったような成果は上がりません。
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婚活は疲れる
何度も何度も合コンや婚活パーティーなどに出かけ、色々な異性に出会っても出会っても何故かこれと言った人がおらずに空振りに終わってしまう。最近はそんな声もよく聞かれます。
現在、婚活を始める年齢は年々下がっていっていると言われています。中には二十歳になったばかりで婚活を意識し始める人も・・・婚活は大変、早めに始めないと大変な事になる。そんな意識が広まっているのかもしれませんね。
はっきりといって、婚活は疲れる事なのです。
疲れる原因
まず、見ず知らずの人と会う事は人にとって、大なり小なりストレスになります。社交的で人と喋るのが大好き。知らない人とでもすぐに打ち解けられる。そう言った人も中にはいますが、そういう人でも見ず知らずの多くの人と繰り返し繰り返しあっていく事はストレスになる事でしょう。
そして、次に人間にとって、失敗を繰り返していくという事は自分の自信を落としていく行動でもあります。頑張って婚活をして、異性に出会うがうまくいかない。そんな事を繰り返して、なかなか恋人に出会えないでいると人は自分は駄目なんじゃないか、自分には価値がないのではなどと考えるようになります。
その事で気分が塞いだり、次の行動に出る勇気が持てなくなったりするのです。では、どうして婚活が上手くいかずに終わってしまうのでしょうか。
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多くの人に会えば良いというものではない
相手を見つけるためには出会いの場に行くことはとても大事な事です。出会いの場にいかなければ、誰とも会わず、それこそ結婚へ至るような相手を見つけるのも難しいでしょう。しかし、会う人が多ければ多いほどによいと言う訳でもないのが婚活の難しい所です。
婚活地獄に陥る人の特徴としては、人に会い過ぎているという事があります。婚活ブームの現在、異性と出会える機会はそれこそ以前よりも多くなり、色んな場で異性との出会いの機会があります。けれど、成婚率はあがってない。これは何故なのでしょう?
婚活で、多くの異性に会えば会うほどに、あなたの異性を見る目は厳しくなっていきます。様々な人に触れて、目が肥えるといった事が起こってくるのです。以前は全く気にならなかったことも段々と気になるようになっていたり……。
慣れる
また、異性とデートしたり、食事をしたりすることも最初は特別な事だった筈なのに段々と新鮮ではない、つまらない事になっていったりもします。その為、婚活前なら楽しく出来ていた事もつまらなく感じ、あなたには余計にその異性が魅力のないものと感じられるのです。
家を買う際にはあまり悩んではいけない、という話があります。高い買い物であればあるほどに人は色々な所を気にして、考えるものです。大きい買い物を失敗したくないと思うためです。
しかし、悩み過ぎてしまうと結局、買わずに終わってしまうという事もあります。婚活も同じです。あなたの人生における一大事業なので、大きな選択であることは間違いないでしょう。しかし、その大きな選択で失敗したくないと思うあまりに、慎重になり過ぎて、上手くいかないという罠に陥っているのです。
完璧な相手はありえない
あなたが婚活中に思い描く恋愛は、もしかしたら、若い頃に体験した甘く激しいものではないでしょうか? けれど、人は歳をとるに従って、物事の捉え方や世界の見え方が変わってきます。
若く、経験も浅く、相手を見る目がまた育っていなかった頃にした恋愛では、相手の事が完璧に見え、あなたはその恋に没頭する事が出来たのだと思います。けれど、歳をとって経験を重ね、相手を見る目が養われた今では相手のボロやつまらない所、完ぺきではない所が見えてきます。
と、同時に相手も成長した大人なので、相手からも昔の相手から向けられたような真っ直ぐで熱烈な感情は向けられなくなっています。成長した相手にとっても、あなたは完ぺきではない色々と不都合のある異性なのです。
お互いがそんな風にお互いを見ている為に、婚活での出会いはなかなか恋愛に発展しづらくなります。自分が完璧でないように、相手も完璧ではない。
自分に不都合があるように相手にだって不都合があって当たり前なのだと少し見る目を和らげてあげることで、思いも寄らない相手のよい部分やステキな部分に気がつくことだってあります。
まとめ
婚活はいわば、婚活をしている状態の相手を見ているにすぎません。もしかしたら、相手の別の側面にはもっと人間らしく魅力的な姿があるかもしれないのです。
出会った一人一人の人を大事に深く付き合っていく事が婚活を成功する鍵なのではないでしょうか?
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