恋愛心理学

叶わない恋に疲れた・・・好きになったひとを忘れる方法

 

恋愛というのは一筋縄ではいかないものです。

 

好きになった人を忘れてしまいたい。

切実にそう思う瞬間もあります。

 

たとえば、好きな人にはもう恋人がいるとき。

家庭のある人であった場合。

告白したけれど、ふられてしまった場合。

 

もうこの恋は諦めよう。

そう決めたものの、なかなか彼への想いが心の中から消えてくれない…そう悩むこともあるはずです。

一度好きになった人をきれいさっぱり忘れることなど、そう簡単にできることではありませんよね。

 

忘れたい。

でも忘れられない。

そんな恋に悩む女性のために、好きになった人のことを忘れる方法について考えていきたいと思います。

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好きになった人を忘れるための3つの方法

 

会わない

好きになった人を忘れてしまいたいと思っても、彼に会って顔を見たり、声を聞いたり、話をしたりしてしまえば、気持ちが蘇ってしまいかねません。

忘れると決めたのなら、極力会わないことです。

避けに避けてください。

相手に気取られても構いません。

「どうして避けるの」と聞かれたら、「そんなことしてないよ」と事も無げにいってください。

 

それでも避け続ければ、相手も何事かを察してあなたを避けるようになるでしょう。

忘れようと決めたあなたにとって、相手からも避けられるというのは渡りに船といった状況です。

 

ただ、彼との関係は友人や同僚よりも疎遠になるに違いありません。

 

これから会うなら想いを隠す覚悟を

疎遠になってでも忘れてしまいたい。

そう思うのであれば、徹底的に避けるのもひとつの手です。

 

でも、なるべくいまと変わらない関係を維持しておきたい、と願う人もいるかもしれません。

それを第一に望むのであれば、痛む心をひた隠しにして、よみがえりそうな想いを押さえつけて、変わらない笑顔で彼と相対する覚悟が必要です。

 

避けるとしても、避けないとしても、どちらもひどく胸が痛みます。

でも、傷つかない恋愛などありません。

恋は叶っても叶わなくとも大なり小なり傷つきます。

 

今後、彼とどのような関係でいたいのか。

まずそれを考えて、自分のこれからの振る舞い方を考えていきましょう。

 

新しい恋を探す

恋を忘れるとき、仕事や趣味に没頭するという方法も有効だとよくいわれます。

 

確かにそれも一理あります。

しかし、仕事に忙殺されたあと家に帰ってお風呂に入ってひと息ついた瞬間や、通勤電車に揺られているとき、ベッドに潜り込んで眠りにつく前のひとときに、ふっと記憶のどこからか彼のことが思い出さる…。

その可能性は大いにあります。

 

結局、失った恋のせいでぽっかり空いた心の穴は、それ以外のものでは完璧に埋めることはできないのです。

 

恋の傷は、新しい恋で癒やすのが一番です。

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出会いを求めるだけでも十分

でも、完璧に忘れられたわけではないのにそんな気にはなれない…と思う人もいるかもしれません。

 

気持ちはよくわかります。

それなら、新しい恋とはいわずとも、新しい出会いを積極的にもとめてはどうでしょう。

 

いずれ、恋の傷も癒やされます。

癒されたとき、次の恋へとなるべく早くすすんでいけるように、今のうちからたくさんの人に出会っておくのです。

 

いろんな人と出会うことで、彼よりもっと好きになれる人を見つけることができるかもしれません。

たくさんの人と話をしたり、新しい情報や知識を取り入れたりすることは、気分転換にもなるでしょう。

 

気持ちはまだ新しい恋に前向きにはなれなくても、あなたを取り巻く状況だけはいつでも次の恋に飛び込んでいけるような準備をしておくことです。

 

無理に忘れようとしない

それでもどうしても彼のことが忘れられないのなら、無理に忘れようとせずとも構わないと思います。

彼への想いが消えず、何かにつけて彼のことを思い出してしまうのであれば、無理に押さえ込むことはありません。

 

ただし、思い出し方をちょっと工夫しましょう。

「こんなに好きなのに、どうして私じゃだめなの」

「忘れたいのに忘れられない」

そんなふうに、苦しみや悲しみの気持ちとともに彼を思わないでください。

なぜなら、自分で自分を「悲劇のヒロイン」にしてしまうからです。

これは一種の自己陶酔のようなもの。

忘れるどころか、逆に彼にますますのめり込んでしまいます。

 

幸せだった瞬間を思い出す

マイナスな感情が伴うほどに、その恋心を自分自身と切り離すことが難しくなってしまうものです。

思い残したことや無念さや、もしかしたらという思いがいつまでもついて回るからです。

 

ですから、どうしても思い出してしまうなら、笑顔になるような思い出し方をしましょう。

「あのときの彼、素敵だったな」

「こんな話をしたこともあったな」

過去に彼との間に起きたうれしかった出来事など、幸せを感じられる瞬間を思い出すのです。

 

この恋には幸せな瞬間がたしかにあった。

恋してよかった。

彼を好きになってよかった。

そんなふうに、過去の幸せを振り返りつつも、今は気持ちにケリをつけるような方向で考えてみましょう。

 

恋を忘れるための特効薬はありません

 

以上、叶わなかった恋を忘れるための方法を考えてみました。

 

飲めば即効聞くような失恋の特効薬はありません。

自分の気持ちを上手に切り替え、物理的にしろ心理的にしろ彼との距離をとりつつ、新しい恋に向かう。

そうして、ゆっくり少しずつ心の傷を癒やしていく他ありません。

 

ただ一つ、恋を諦めること一度決めたら、何があってもそれを曲げないことです。

その気持ちが強いものでないと、いつまでも彼を想い続けることをやめられなくなってしまいます。

 

後戻りはしない。

そう心に決めて恋を忘れるために動きだしましょう。

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