手を繋ぐタイミングは焦らず探りを入れながらが成功の秘訣！

○手を繋ぐ意味

　手を繋いで歩く事の意味は男性と女性で違うと言われています。男性は特に付き合っていなくても、好きな女性とでなくとも、女性と手を繋いで歩く事はそれなりに楽しい事と感じるようです。

　逆に女性は付き合ってもいない、好きでもない相手と手を繋ぐ事を嫌がる人が多いようです。手を繋ぐという行為は心を許した相手だからこそ、そういった気持ちは女性に強いと言われています。

　そんな風に、手を繋ぐという行為に意味を持つか持たないかは性差もあり、個人個人の捉え方も様々ですが、手を繋ぐ行為自体はお互いの距離を近づける為に非常に有効な行為なのは間違いないでしょう。

パーソナルスペース

人にはパーソナルスペースと言って、親しくない間柄の人には入って来て欲しくないと自分の身体の周りの領域があります。これはその人の身体の周囲に存在し、このパーソナルスペースの広さは人それぞれです。

しかし、手を繋ぐという行為で、その人のパーソナルスペースに入ることが出来る事は事実です。そこに入れて貰えたと言う事は相手に心を許して貰うと言う事なのです。

では、どんなタイミングで手を繋げばよいのでしょうか？　

まだ付き合っていない相手との初デート。自分は手を繋ぎたいと思っているのだが、相手が手を繋ぎたいと思っているかが分からず、嫌がられたら傷つくし、どうしていいか分からない。こんな経験をしたことはないでしょうか？

相手が自分と手を繋ぎたいと思っているかどうかを探っていくのは容易なことではないと思います。そういった時はまず相手との身体接触を増やしてみて、様子を見るのが良いでしょう。

身体接触と言っても直接的に手の平で相手に触る行為は、相手が自分に好意を持っていない場合は相手にあなたへの不信感を抱かせたりして、逆効果になるので止めておきましょう。

歩いている時や二人で食事している時などにさりげなく、肩と肩を触れ合わせたり、腕と腕などを触れさせて、あなたと身体の一部が軽く触れても相手が身を引いたり、逃げる気配がない時にはあなたに近づきたい、触れても良いと思っていることが多いです。

逆に身体が軽く触れ合って相手が身を引いたり、あなたと距離をあけたい素振りを見せた時はそれ以上押してはいけません。

また、歩いている際にわざと相手の手に自分の手をぶつけて反応を見てみるのもよいでしょう。その後、相手が自分と距離をあけて歩くか、それとも近づいてくるかによって相手の心理が読み取れると思います。

手が触れた後に近づいてきてくれたのなら、相手はあなたに対して気を許している証拠。手を繋いでも良いタイミングにあるといえるでしょう。

良い雰囲気が出来て、相手も自分と手を繋いでもよいと思っていることが確認出来たら、次は手を繋ぎやすいタイミングを待ちましょう。

デート中、手を繋ぎやすいタイミングはいくつかあります。

一つは区切りの時間。待ち合わせ場所で会って二人で並んで歩き始めた時や食事を終えてお店を出た時、帰り際二人で電車を降りる時など。

デートの間で何か区切りになるような出来事がある時は、自然と手を繋ぎやすいチャンスです。手を繋ぐ方としても、タイミングを計りやすいという利点があります。食事を終えて、レストランを出た際にさりげなく手を差し出して、彼女の手を握ってみましょう。

次に人混みや車通りの多い歩道を歩いている時は、彼女を守るために彼女の手をとり歩くという事がしやすいので、これも手を繋ぐよいチャンスになるでしょう。

また、こういった場所ならば、手を繋がれた女性も相手の男性が自分を引っ張ってくれる、守ろうとしてくれていると思い、手を繋ぐ事にマイナスのイメージを持つことは少ないです。

加えて、そういった場面で一時的のように相手の手をとって、手をとられた女性がどう反応するかを見るのも良いかもしれません。

手を握られた時に相手の女性が自分の手を握り返してきたら、そのまま手を繋いでもよいでしょうし、握り返さずにそのまま握られっぱなしならばその場所を離れた時にさりげなく手を離すのが効果的でしょう。

一般的に男性の恋心は出会ってすぐに高まり、女性の恋心は出会ってしばらくしてから高まるものだと言われています。このことを考えると、あなたがその女性を好きですぐに手を繋ぎたいと思っていても相手がそうでない場合も多いことでしょう。

あなたがいくら相手の手を握りたいと思っていても、手を握られたくないと思っている女性の手を無理やり握ることで、相手との距離が縮まる事はありません。

逆に相手の女性から距離感を読めない男性として距離を置かれてしまう可能性もあるのでご注意を。手を繋ぐ事を焦る必要はなく、良いタイミングを待つのが長く良い関係を築く為の第一歩であると考えられます。